漢方治療と効果
漢方医学や東洋医学では、体内の不健康は肌にあらわれる、と考えられています。
どんなにきれいにお化粧をしても、肝心の肌が荒れていれば、本当の美肌とは言えません。
ここでは、肌のトラブルを解消するための漢方と治療効果を紹介します。
■補中益気湯(ほっちゅうえっきとう)
虚弱体質を改善させる効果がある。
色白、アレルギー体質などを改善。
■六君子湯(りっくんしとう)
胃腸の働きを高める効果がある。
食べ物の吸収を効率的にします。
■十全大補湯(じゅうぜんたいほうとう)
乾燥肌、皮膚の新陳代謝、アトピー性皮膚炎を改善。
■半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
ストレスからくる肌荒れ、にきびを改善。
■抑肝散(よくかんざん)
ストレス、不眠からくる肌荒れを改善。
■四物湯(しもつとう)
乾燥肌、かゆみを改善。
■弓帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)
乾燥肌を改善し、つやを出す効果がある。
■当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
むくみ、血行不良、冷え性などを改善。
■加味逍遙散(かみしょうようさん)
にきび、アトピー性皮膚炎、湿疹など改善。
■桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
肌荒れ、にきび、湿疹を改善。
■当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
冷え性を改善し、肌の調子を良くし、皮膚を強くする。
■当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)
胃腸を強くし、食べ物の吸収を効率的にする。
■温経湯(うんけいとう)
にきび、湿疹などを改善する。
皮膚科でも処方されている。
■五苓散(ごれいさん)
湿疹、水泡を改善する。
利尿剤として使われている。
■真武湯(しんぶとう)
冷え性を改善し、新陳代謝を高める。
■半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
胃腸虚弱、虚弱体質を改善。